|
|
|
|
|
|
ボール紙とフィルム裏紙を寸法図通りに切り抜いたところです。 これ以外の部材は0.01mm厚の真鍮箔です。
|
|
フィルムホルダーの組み立て。 先ず筒状に貼り合せます。
|
|
|
|
|
|
|
|
手前の端の部分を細く切った裏紙を覆うように貼り付けます。
|
|
蛇腹の折り畳みが済んだ所。 かなり捩れたり変形したりしていますが、正確に折ってあれば最終的には問題ありません。
|
|
|
|
|
|
|
|
蛇腹の後ろ側にフィルムホルダーを挿しこみます。 これは前から見たところで、右側の飛び出た部分からフィルムを挿しこみます。
|
|
同じく後から見たところ。 やはり右側の飛び出た部分がフィルム挿しこみ口です。 この状態で貼り付けます。
|
|
|
|
|
|
|
|
出来上がった蛇腹ユニットを本体枠中央に貼り付けました。 茶色く見えるのは前板を貼るために貼り付けた両面テープです。
|
|
この黒い部分からフィルムを挿しこみますが、フィルムを入れた後は折り曲げて光が入らないようにします。
|
|
|
|
|
|
|
|
0.01mm厚の真鍮箔を15mm角に切って前板の裏側にセロファンテープで貼り付けました。
|
|
こちらは前側ですが、フェルトペンで中心に印をつけて絹針でピンホールをあけました。 裏側にバリが出ますが、#1000のサンドペーパーで擦り落とします。 その後に艶消しスプレーで両面を塗装します。
|
|
|
|
|
|
塗装の済んだ前板を蛇腹に貼り付け、更に前板中央にシャッターを貼り付けて完成。 作業時間は3時間程度でした。 寸分変わらないとは申せませんが、ほぼ48年前に作った物を再現できたと思います。
|
|
|
|
|
|
|
|
シャッターを開いた所。 縦に細く見えるのは両面接着テープで、普段はこれでシャッターの開き止めとします。
|
|
これは折り畳んだ状態で開かないようゴムバンドで止めました。 使用した厚紙が設計値より厚かったため前面中央に隙間がありますが、支障はありません。
|
|
|
|
|
|
|
|
真上から見たところです。 蛇腹の折り畳み構造やコの字型本体が前板に引っかかっている所が理解しやすいと思います。
|
|
フィルムを挿入する部分のアップ。 ちょっと入れにくいですが先がご覧のように折り曲がる為遮光の役目を果たします。
|
|
|
|
|
|
|
|
既作のカメラボディーを使った焦点距離28mmのピンホールカメラとのツーショットですが、この小ささは格別です。 重量はなんと8g?!しかありません。
|
|
同じく折り畳んで並べました。 まるでマッチが置いてあるように見えます。 設計時より増加したものの厚さは6mmに留まっています。
|
|
このカメラでの作例は同じ物を更に5つほど作ってから撮影したいと考えています。 何しろ撮影したフィルムの入れ替えは簡単に出来ませんので、撮影枚数分カメラを作ってしまった方が効率的なためです。