基本的には3つ下にある2作目の 6 x 6判ステレオカメラの改良版的な位置付けですが、6 x 12判パノラマカメラ、 6 x 6判ステレオカメラ、 6 x 6判シングル撮影と3つのモードが選択可能です。 焦点距離は35mmですのでパノラマモードでの対角線画角は約124度と実用性の上限に近いと思われます。
2作目を実際に使って気に食わなかった幾つかの点の改良と共にかなり欲張ったシャッターの製作が鍵になると想定され、上手く作れれば完成度はかなり高くなり、外観的には似ている2作目とは大きく違った物になると期待しています。
ちんたらちんたらと2年間以上も掛かって完成した4 x 5判カメラです。
てんこ盛りの機構が入った4 x 5判(この2つ下)を作る前に幾つかの検証の為に作ろうと実験機的な位置付けで製作に入った筈が、これはこれでと拘りが次から次へと出てそれに伴いトラブルに悩まされ、実験機どころではなくなりました。 しかし点滅LEDによる周りの人へ注意喚起と露出時間の確認、改造キッチンタイマーによる露出時間直読、開き扉式のフィルムホルダー、ワイドコンバーター流用の大型ファインダーなど新たな実用になる試みを盛り込み、結局これはこれでてんこ盛りになっています。 焦点距離は40mm(35mm判換算11mm)の超広角です。
中学時代に製作して以来久々に作った 6 x 9判焦点距離35mmの超広角カメラ。 少々欲張りすぎた複雑な機構と作り方で大変でしたが、安定性と信頼性は結構高いものになっています。
「可変焦点距離」、「ピンホール径選択機能」、「あおり機構」、「周辺光量補正機構」の4つがそれらで、かなり欲張っていますから本当に実現できるのかどうか不安はかなり残っていますが、何とか夏までには完成に持ってゆきたいと意気込んでいます。 焦点距離は35mm判換算で12mmから35mmを考えており、これ以上の4 x 5判ピンホールカメラはない!!が目標です。